【MT5無料EA】USDJPY 5分足で10年生き残るPythonロジックを公開。PF1.21の安定性と限界を検証
💡 本ロジックの対象環境 対象通貨ペア:USDJPY(ドル円) / 使用時間足:5分足専用 FXの自動売買開発は困難です。多くのロジックが数ヶ月で破綻します。最適化の罠に陥り、バックテストだけが右肩上がりになるケースも少なくありません。今回は、10年という長期検証を破綻せず生き抜いたロジックを公開します。成績は控えめですが、極めて高い生存能力を持つコードです。 もともと私は、ブレイクアウト手法のダマシに悩み続けていました。トレンドを追いかけるほど、資金を削られる経験をしました。そこで「あえてトレンドが出ない場所」だけを狙う戦略を考えました。ボラティリティが低い時間帯にのみ、心地よく反発を拾う。そんな地味なアプローチを追求し、このロジックに辿り着きました。 🤖 派手な利益は出ませんが、夜も安心して眠れる設計を目指しました。 このコードをベースにすれば、MT5のEA開発にかかる数百時間を節約できます。ロジックの組み方やMTF(マルチタイムフレーム)分析の実装方法は、そのまま実戦で使えます。自分だけのオリジナルEAを作るための、最高の土台として活用してください。 <CHART_IMAGE_EQUITY> <CHART_IMAGE_HEATMAP> <CHART_IMAGE_HOURLY> これが過酷な全期間10年の市場変動を破綻せず生き抜いた分析ダッシュボードです。 項目 実績値 プロフィットファクター (PF) 1.21 勝率 46.2% 総取引数 13 回 純利益 (0.1ロット/1万通貨時) ¥2625.11 最大ドローダウン 0.89% リカバリーファクター 0.29 期待利得 (Expected Payoff) 0.65 今回の検証結果の「限界」と「ダメ出し」 このロジックの最大の弱点は、取引回数の少なさです。10年で13回という数字は、実運用では機会損失が大きすぎます。PF1.21という数値も、攻めの姿勢が足りない証拠と言えるでしょう。 原因は、フィルターを厳しくしすぎたことにあります。ADXやCHOP、さらには上位足の状況まで重ね合わせたため、エントリー条件が極めて限定的になりました。カーブフィッティングを避けた結果ですが、収益性は犠牲になっています。 「生き残る能力」は証明されましたが、「稼ぐ能力」はまだ不十分な未完成の原石です。 ロジックの技術的詳細 本ロジックは、低ボラティリティ環境での平均回帰(ミーンリバージョン)を狙います。 指標 設定・条件 役割 ADX (14) 23未満 トレンドの不在を確認 CHOP (14) 60超え 相場の停滞(レンジ)を検知 ボリンジャーバンド 20期間 / 2σ 価格の境界線の判定 ドンチアンチャネル 20期間 直近高値・安値の把握 RSI (7) 30以下 $\rightarrow$ 上抜け / 70以上 $\rightarrow$ 下抜け 短期的な反転タイミングの検知 MTFフィルター 15分/1時間ADX < 28、4時間SMA傾斜 $\approx$ 0 上位足のトレンド不在を同期 時間フィルター 東京市場 (0時〜6時) 低ボラティリティ時間帯の限定 どう改善すべきか(次なる展望) このコードをベースに改造するなら、まずは「時間フィルター」の緩和を勧めます。東京時間以外でも、同様の低ボラティリティ状態が発生する時間帯があるはずです。 ...