【MT5無料公開】GBPJPY 5分足の10年検証を突破したPythonコード。勝率63.6%で止まった技術的要因を分析
💡 本ロジックの対象環境 対象通貨ペア:GBPJPY / 使用時間足:5分足専用 FXの自動売買開発は、非常に困難な作業です。多くのロジックが、短期的な利益の後に破綻します。今回は、10年のバックテストを生き抜いたロジックをご紹介します。成績は安定していますが、伸び悩んだ部分も明確なコードです。 もともとは、ブレイクアウト手法の「だまし」に悩み抜いたことが始まりでした。多くの指標を組み合わせても、結局は相場に飲み込まれます。そこで、複数の時間足を完全に同期させる手法を模索しました。試行錯誤の末、極めて保守的なフィルタリングを実装したのが本ロジックです。 🤖 10年も生き残るコードを書くのは、想像以上に根気がいる作業でした。 このコードを入手すれば、MT5のEA開発に費やす数百時間を節約できます。ゼロから構築する手間を省き、検証済みの土台を手に入れられるのは大きな利点です。自分だけのオリジナルEAを作るための、最高の研究素材として活用してください。 <CHART_IMAGE_HEATMAP> <CHART_IMAGE_HOURLY> これが過酷な全期間10年の市場変動を破綻せず生き抜いた分析ダッシュボードです。 項目 実績値 プロフィットファクター (PF) 2.60 勝率 63.6% 総取引数 22 回 純利益 (0.1ロット/1万通貨時) ¥30789.55 最大ドローダウン 1.74% リカバリーファクター 1.76 期待利得 (Expected Payoff) 0.94 今回の検証結果の「限界」と「ダメ出し」 このロジックの最大の弱点は、取引回数の少なさです。10年間で22回という数字は、実運用では効率が悪すぎます。PFや最大ドローダウンの数値は優秀に見えます。しかし、これはフィルターを厳しくしすぎた結果です。 統計的な母数が不足しているため、将来的に同じ成績が出る保証はありません。また、トレンドが発生したときだけ的にエントリーする設計です。そのため、レンジ相場では完全に沈黙します。機会損失を許容しすぎた、極めて保守的な設計であるといえます。 ロジックの技術的詳細 本ロジックは、上位足のトレンド方向と執行足のモメンタムを同期させます。以下の表に、使用している指標と判定条件をまとめました。 分類 指標・条件 判定内容 環境認識 CHOP / ADX トレンドの質を判定(CHOP<45 かつ ADX>30) MTF同期 1h / 4h / 1d 全時間足のトレンド方向が完全に一致すること トリガー Keltner Channel 執行足の価格がチャネル上限・下限を突破 フィルター RSI 過熱感を排除(買い:55〜70 / 売り:30〜45) 方向確認 EMA 20 価格がEMAの上方(買い)または下方(売り)にあること 技術的ポイント: 全てのマルチタイムフレーム(MTF)判定に shift(1) を適用しています。これにより、確定足のみで判定し、先読みバイアスを完全に排除した厳格な検証を行っています。 どう改善すべきか(次なる展望) このコードをベースに改造するなら、フィルターの緩和を推奨します。例えば、ADXの閾値を少し下げるだけで、取引回数は大幅に増えるはずです。 ...