【研究素材提供】USDJPY(ドル円)5分足で10年生き残ったMT5無料EAのPythonコードを公開。長期バックテストを突破した堅実ロジックの正体とは
💡 本ロジックの対象環境 対象通貨ペア:USDJPY(ドル円) / 使用時間足:5分足専用 自動売買の開発は孤独な戦いです。多くの人が期待して作成したロジックが、わずか数ヶ月の相場変動で破綻する光景を何度も見てきました。今回は、10年という全期間のバックテストを破綻せずに生き抜いたロジックを共有します。ただし、成績は決して爆発的ではありません。むしろ、慎重すぎて利益が伸び悩んだという側面を持つ誠実なコードです。 もともと私は、ロンドン時間からニューヨーク時間へ移行する際の「セッションブレイクアウト」に注目していました。しかし、多くの手法が抱える「だまし」に何度も翻弄されました。強いトレンドだと思ってエントリーした直後に反転する。この絶望感を解消したかったのが開発の原点です。そこで、トレンドの強度とキャンドルの質、そして上位足の方向性を極限まで厳格に組み合わせる手法を模索し続けました。 🤖 完璧を求めすぎて、エントリー回数が激減したときは正直焦りましたね。 このコードをベースにすれば、MT5のEAをゼロから開発する数百時間を節約できます。検証済みのフィルタリング構造は、あなただけのオリジナルEAを作るための最高の土台になるはずです。 <CHART_IMAGE_EQUITY> <CHART_IMAGE_HEATMAP> <CHART_IMAGE_HOURLY> これが過酷な全期間10年の市場変動を破綻せず生き抜いた分析ダッシュボードです。 項目 実績値 プロフィットファクター (PF) 1.33 勝率 54.1% 総取引数 196 回 純利益 (0.1ロット/1万通貨時) ¥58130.91 最大ドローダウン 3.85% リカバリーファクター 1.51 期待利得 (Expected Payoff) 0.61 今回の検証結果の「限界」と「ダメ出し」 このロジックの最大の弱点は、取引回数の少なさです。10年で196回という数字は、年間平均に直すと極めて少ない水準にあります。これは、ADXや実体比率などのフィルターを厳しくしすぎた結果です。 また、純利益も運用額に対して控えめな数値に留まっています。リスクを徹底的に排除したため、大きなトレンドを掴みきれず、利益を逃した局面が散見されます。効率的に資産を増やすという視点では、まだ改善の余地がある未完成の原石といえます。 ロジックの技術的詳細 本ロジックは、時間帯による流動性の変化と、マルチタイムフレーム分析を組み合わせています。 項目 設定内容・条件 対象通貨・時間足 USDJPY / 5分足 環境認識 (上位足) 1時間足のEMA200より価格が上か下かで方向性を固定 エントリー時間 16:00 ~ 18:00 (サーバー時間) レンジ基準 14:00 ~ 16:00 の高値・安値をブレイクアウト トレンド強度 ADX(14)が30以上であること ボラティリティ ATR(14)が過去20本の平均の1.3倍以上であること キャンドル質 実体比率が60%以上の強い足であること モメンタム RSI(14)が60以上(買い) または 40以下(売り) 決済ルール TP: 60pips / SL: 20pips / トレーリング開始: 20pips 単なる数値の組み合わせではなく、「方向性→強度→質→タイミング」という論理的なステップを踏んでいる点が、10年のサバイバルを可能にした要因です。 どう改善すべきか(次なる展望) この無料コードをベースに改造するなら、まずは「エントリー条件の緩和」を検討してください。例えば、ADXの閾値を25に下げるだけで、取引回数と利益が増える可能性があります。 ...